地域主義工務店

国産材、県産材にこだわる

かねてから、私は家を建てるには輸入材ではなく、地域の気候風土で育った地元の木材を使うべきだと考えていました。ですが国産材は値段が高く、どうしても建築コストに跳ね返ってしまう。何とか良質の国産材を手に入れられないものかと、何年も研究を続けてきました。その結果分かったのは、輸入材は樹齢数百年ほどの老木でくるいが少ないのに対し、国産材は大半が50~80年くらいと若いため、製材段階で縮み、割れ、ねじれが生じやすいことがコスト高の要因だということ。これは乾燥技術の問題から来ているので、きちんとした乾燥を施せば若木でも良質な構造材になり、価格も下げられると考えました。

良質な構造材を生み出す低温除湿乾燥機

それから私は全国の乾燥設備を見てまわり、材木の乾燥技術を比較検討しました。多くは時間を短縮するため摂氏100度以上の高温乾燥機を使っていましたが、仕上がった材木は色も含めて質が高くありませんでした。一方、少し時間のかかる低温除湿乾燥機で乾燥した材木は、くるいもほとんどなく構造材として非常に良質だったのです。私は、この低温除湿乾燥機を提携している製材所に設置していただき、そこから材木を購入することにしました。これにより高品質な県産材を安く大量に使うことができるようになったのです。

このように私の考える家づくりというのは、品質への徹底したこだわりと、喜びをお客様に提供することに尽きます。機械を使わず、快適な住環境を実現できるエアパス工法も、現在の住宅用建築工法として最良のものだと信じています。

100年以上住み続けられる本物の健康住宅

不器用なくらい曲がったことが嫌いな私の性格のせいか、四季の住まいの家づくりも真っ正直です。合板や集成材、壁紙を使ってコストを下げるくらいなら、多少値段が高くなっても、見えないところまで良質な無垢材を使い、百年以上住み続けられる本物の健康住宅をつくりたいのです。

家は、施主さんの家族を守るとても大切な財産です。そのかけがえのない財産を手がけさせていただく建築会社は、嘘をついてはいけないと思うのです。施主さんから「四季の住まいで家を建てて本当に良かった」と言っていただけるよう、私たちはいつまでも誠心誠意の家づくりを続けていきます。

相談役  小井土靖