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風は強いながらも、おだやかな日差しが燦々とふりそそぐ冬のある日、フローリスト「川久保紀子さん」を訪ねました。
アトリエに到着すると、まずは愛犬(ご子息?)の「アニーくん」が元気にお出迎えしてくれました。
「こんにちは〜」
とても澄んだ空気を身にまとい出迎えてくれた川久保さん、まずは私たちをアトリエのダイニングへと案内してくれました。
ダイニングテーブルではとても素敵なアレンジメントたちが心を和ませてくれます。
その中でも特に目を引いたのが、大きな枝ぶりのシンプルなアレンジメントです。
なんでも先日、軒下の植物の枝が、歩道に突き出してしまったそうです。
通行の妨げにならないように切りおとした「枝」を、捨てるのも忍びないと生けてみたとのこと。
「見て下さい。すごいんですよ、これ。」
と屈託なく語りかける川久保さんが示すさきには、つぼみがいくつもほころびはじめています。
一見ガラスの容器に「枝」を投げ入れたかのようなアレンジ、「春」の訪れをも知らせてくれる。なんともステキなアレンジです。
こうしてコミュニケーションの潤滑油として有効なフラワーアレンジには、それなりに決まりごともあるそうで、テーブルの面積の1/9の大きさのものを中央に配するのが一般的で、高さも向かい合う互いの目線をさえぎることのない高さ、つまりひじをテーブルに着ついて腕を垂直にし、
「くるぶしの高さより下に抑えるんですっ。」と川久保さん、アナログチックにおっしゃってました。
気が付くと話題は年末年始を利用して川久保さんが訪れた「韓国」に…。
お土産の「コーン茶」をごちそうになりながら、旅のお話しを聞かせていただきました。
なんとも心地よい空間、時間に身を委ね、旅の思い出に、想いを馳せているとたちまち時間が過ぎていました。
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