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午後の紅茶
 フローリスト・川久保紀子さんのプロフィールはこちら→
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   ポカポカ陽気のある週末の午後、突然川久保さんから電話が。
「これからみんなでお茶するところなの。よかったら来て?」と。
「待ってましたっ!。」
川久保さんのアトリエの大きなドアを開けると、真っ先にご子息で愛犬のアニー君が、それはそれは元気にお出迎えしてくれました。「こっ、こんにちはっ。」
一通りアニー君とのご挨拶が済んだところで、アトリエの二階から、川久保さんの声が。「ダイニングへどうぞ!」
途中の踊り場で鋭角に曲がる広々した階段がとても素敵です。
ステップごと置かれた植物たちも、大きなガラス窓からふりそそぐ春の日差しを浴びてとても気持ち良さそうです。
「んんっ!?」
二階のダイニングでは、なにやら川久保さんがパンに何か塗っています。
困惑する私たちに、半ば挑戦的(?)とも思える視線を投げかけ、
「今、キューカンバーサンドを作ってるの。英国ではポピュラーなお茶受けなのよ。」と。あーびっくりした。
みんな食い入るように様子を見つめます。台所の子供みたいです。
見ている限り、作り方はいたって簡単そう。極々一般的な食パンにマーガリンをうす〜く塗り、またまたうす〜くスライスしたキュウリをサンド。
こだわりは、薄切りの食パン&マーガリンのみ。なんともシンプルでリーズナブル。これなら私にもできそう。それに特別なものは何一ついらないし。

 さて、いよいよ本場英国仕込み(?)ロイヤルミルクティーにとりかかります。
ダイニングテーブルの上に無造作に材料や道具が並べられていきます。
「茶葉は良いものを使いましょ。」(ですよねぇ〜)
「牛乳はフツーのでいいわ、フツーので。」(ほぉー)
手早くそれぞれお鍋に入れ、ノリコ先生は暖簾の奥(キッチン)に消えて行きました。あらら、以上???
できあがるまで、本を読んだり、植物に触れたり、アニー君と戯れたり・・・。それぞれにのんびりとした午後の時間が流れます。
しばらくすると、辺りがとてもやさしい匂いで包まれてきました。これだけで、気持ちがとても安らぐから不思議です。思わず深呼吸。
最後に茶こしで丁寧に茶葉を取り除きながら、カップへとそそいでゆきます。
さあ準備は整いました。「あっ、テーブルにお花を飾らなきゃ。」とノリコ先生。
お花を手に戻ってくると、なんとなくみんなもテーブルに集まり始めます。

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