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自然を活ける
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「そうだ、いいこと思いついちゃったっ!」
あれれ、先生ノリノリっ!?顔つきも変わってきた…
あっ、まさかっ!(キター、スイッチ入っちゃったー)
もうこうなったら誰も先生を止められないので、しばし傍観といきましょう。

しばらくするとアトリエのテーブルの上には、色鮮やかに摘み取られたお花が、まるで出番を待っているかのように置かれています。(素材?)
「これをつかってアレンジしましょ」(やっぱり)
息をつく間もなく、たちまち傍らに置いてあったオアシス入りの器に、ノリコ先生はご機嫌に飾り始めています。
まるで、いたずらっこみたいな表情で…。(ゴメンナサイ)

いつもながら、いとも見事にアレンジが仕上がって行く様子を、うっとりと眺めていると。
(詳細は1話をご参照ください)

「青と黄色が足りないわ…」(やや表情険しげ…)
まわりで見ている私たちには、とても素敵な仕上がりに、いったい何が不足しているのかわかりません…

あらら、また出て行っちゃった
あーぁ今日なんか置いてきぼりだなぁー
どこ行っちゃったんだろう。
センセー、アニー君も声枯れてますけど…

しばらくすると希望の品を手に、センセイとっても満足そうに戻ってきました。
どうやらアトリエ周りでは足らず、裏手の駐車場奥深くまで入り込んで熱心にお花を摘み取っていたようです。

「ほら、いいでしょ」
さらにアレンジに手を加え、またまたセンセイちょっと得意げです。(ますますキレイになっていく!)

あ〜ぁ、川久保さんはどこになにが咲いているか、わかってるんだなぁ〜。
ん?もしかしたら私たちの方が普段身近な自然に無関心なのかもしれないなぁ。
本当の自然って、自然過ぎて気がつかないものなの???


「できたー。あー気持ちよかったー」

この小さな器の中には、そのとき、その場所にあった本物の「自然」が飾られてる。
しかも摘み取られてなお、こんなにも美しくカタチをかえて季節まで知らせてくれている。
(ステキ)

お部屋を飾るアレンジって、その季節、その場所に咲いているものを活けることが
本来なのかも…

「さぁ、そろそろ仕事に戻らなきゃ。それじゃ、今日はこれまで」


「はい、今日もありがとうございました」
(本来の企画からはズレちゃいましたけど、またまたセンセイの背中で学ばせていただきました)

「あらやだ、器がないわ…あったのよ絶対っ。さっきまでここに」

「あ”ーっ、いけないっ、お花活けちゃったんだー」

「…」

フローリスト・川久保紀子さんのプロフィールはこちら→

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